皆さんこんにちは、お疲れ様です!
今日は 小さくても強く楽しく生き残る(1~3)について、税理士目線でお話しします。
個人事業主、1人社長、従業員3人以下の皆様に参考になればと思います。
1.初期投資は少なく
従業員が多ければオープン前の準備段階から、売上がないにも関わらず「人件費」や「家賃」等でどんどんお金が減っていくケースがあります。私は自宅開業なので地代家賃ゼロ、必要なのはパソコンやシステム、複合機等のみでした。自分のキャパをある程度正確に認識できていれば、その他のものはいったん置いておいて、本当に必要になると感じたときに行動しても大丈夫だと思います。そのときにはある程度の売上も確保できているでしょうし、どう転ぶか分からない開業当初より、ずっと計画が立てやすいです。また、一般的に創業融資を申し込む時に求められる自己資金は1/10と言われていますが、実際に審査が通るのは、自己資金を1/3程度用意できているケースが多いです。
初期の運転資金、自己資金が少なくてもチャンスがあるというのは本当に大きなメリットですね!
2.ストレスの多い従業員管理と無縁でいられる幸せ
個人的にはこれが1番のメリットです。超売手市場の現在において、あなたが求める仕事をこなしてくれる様な優秀な人材を確保できる機会はそれほど多くありません。また、ひとり雇うごとに、雇用契約書や労働条件通知書の作成⇒扶養控除申告書等の回収物の回収⇒給与振込先などの情報収集⇒給与システム登録⇒社会保険・雇用保険の取得手続⇒給与所得者異動届出書の提出⇒労働者名簿・賃金台帳・出勤簿の作成⇒机・パソコン購入⇒パソコン初期設定・アドレス設定⇒名刺等の作成などに時間がかかります。やっと終わったと思ったら他の従業員と揉めたり、ミスを分かっていながら報告せずにごまかしたり、3日でこなくなったり・・・心折れますよね笑。
雇わない経営では、自分ができないことは「できるプロ」に外注・業務委託することが大切です!
3.意思決定のスピードがはやい
皆さん、無駄な会議に時間を取られた経験はありませんか?議題に対してまっすぐ進みたいものの、話があっちにいったりこっちにいったり…自分が楽になりたい意見ばかり…権利は主張するけど責任は負いたくない…結局何が決まったのか…こんな苦痛な時間はもうなくなります。その代わり、雇わない経営者として自分がしている仕事に常に自問自答しながら業務に取り組むことになります。
特に「お客様満足度の向上に繋がる最新の情報収集」「少ない資源で最大の利益」については常に頭の片隅に置いておきましょう!
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どうでしたか。つい長くなりましたが、まだまだ小規模事業者・少数精鋭企業・ひとり社長のメリットはありますので、またの機会に書きます(^^)またブログに遊びにきてください!